3年生のみんなで公平な就職選考について考えました!

 出雲農林高校では、毎年3年生のホームルーム活動の中で、本人の責任によらない「就職差別」を学ぶ人権・同和教育を実施しています。

 本日7月7日(木)は、全国一斉に行われる9月の就職選考面接に備えて、「就職差別につながる14事項」について学び、本人の能力・適性・意欲に関係のない事柄を就職採用の資料とすることの不合理性についてみんなで考えました。

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 その方法は、担任が面接官役・副担任が受験生役をした面接試験場面の寸劇を見て、「問題のある質問・行為」がどういう観点で差別につながるのかを考え、グループごとに協議します。

 その後、話し合いの際に出た項目がなぜ問題なのか、それぞれ理由を考えて発表し、差別を許さず無くしていくために、自分自身にできることを考えます。

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 最後に、「就職差別につながる14事項」についての説明を聞き、差別選考とは何かを理解し、差別選考につながる質問に対しては毅然とした態度で対応すべきこと(言わない、書かない、提出しない)を確認しました。

 これからは、本番に向けて個別の面接指導を繰り返し実施して、就職選考時において公平な就職選考を求めるとともに、「差別をされない」「差別をさせない」態度の育成を図っていこうと考えています。

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