【動物科学科】動物広場からお知らせ
ラマの「ヤックル」が、平成29年2月3日午前7時51分に永眠いたしました。平成12年の動物園オープンから現在まで病気一つすることなく元気に過ごし、皆様に可愛がっていただきましたが、1月20日頃より徐々に体力が消耗し、立つことができず、横になる時間が増えておりました。それでもリンゴやバナナなどを美味しそうに食べる姿を見ると、まだまだ元気になると信じ、大好きな雑草を摘みに行き、床ずれ防止のために寝返りを打たせるなど、お世話をしてまいりましたが、早朝7時ころより呼吸が乱れ、老衰により静かにその生涯を終えました。
あたかも農場当番生徒の登校を待つかのように、生徒に見守られながらの最期でした。
老衰によりその生涯を終えさせることができたことは、飼育するものとして責任を果たせたという思いもありますが、「ヤックル」のいない動物園には寂しさが募ります。
来園される皆様には、永きにわたり「ヤックル」を可愛がっていただきありがとうございました。
また今後も動物園の動物たちにヤックル同様に愛情をかけていただければ幸いです。
動物科学科社会動物コース 生徒一同 担当教員