【植物科学科】第2回企業視察・農林大学校研修に行きました!
- 目的:本年度第2回目の県内視察研修を実施しました。第1回目は、そば打ち体験や観光みかん園を訪れ、県内の 特産品や果樹の販売方法などを学びました。今回はイチゴに関する研修と、島根県立農林大学校で研究圃場を視察し、自らが行うプロジェクト学習の参考とするとともに、進路意識の高揚を図りました。
- 日時:令和3年3月12日(金)8:30~15:50
- 対象生徒及び引率 植物科学科2年生 38名
- 研修先
- きんた農園ベリーネ 様 浜田市金城町七条イ735 ℡ 0855-42-2515
- 島根県立農林大学校 様 大田市波根町970-1 ℡ 0854-85-7127
生憎の雨模様でしたが、多くの方々のご指導により、有意義な研修をすることができました。島根県には、このように活気ある農業を行っているところがたくさんある、ということを知りました。また、自分たちが研究してる内容について、さらに深く考えることができました。お世話になったきんた農園の皆様、農林大学校の先生、学生の方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。
<生徒感想>(きんた農園ベリーネ 様)
- ・収穫体験をして、5品種の中で特に美味しかったのが紅ほっぺです。先端に向かって食べていくとどんどん甘みが増してとても美味しかったです。きんた農園の方のお話を聞いて、印象に残ったのが、「チャレンジをすることが大切」ということです。きんた農園の皆さんは農業を全くしたことがなくても、5品種の美味しいイチゴを栽培しておられ、多くの観光客も訪れ凄いなと思いました。「ゼロから農業を始めても、マニュアル等を見ればできないことはない」その言葉にとても感動しました。これから社会に出て働くとき、この言葉を忘れずにいろいろなことにチャレンジしていきたいです。お忙しい中、本当にありがとうございました。
- このイチゴの収穫体験は、私たちにとって貴重な体験でした。全員が初めての収穫体験をする中、さまざまなことを学ぶことができました。例えば、地面から離して行う高設栽培をすることにより、土耕栽培などに比べて作業がしやすく、収穫体験をするお客様も楽な態勢でいちご狩りができること、また、土を使わない溶液栽培にすることにより、病害虫の発生を抑えられることなども学ぶことができました。たくさんのいちごを食べてみて、特に美味しく感じた品種は、章姫でした。酸味が少ないのに加え、とても甘くて食べやすかったです。今回は貴重なイチゴ狩り体験をさせていただきありがとうございました。
<生徒感想>島根県立農林大学校
・農林大学校では、どのように学ばれているのかお話を聞いて、実習は皆生き生きとしていると言われていて、実習で身に付くものが大きいのだろうなと思いました。それぞれの専攻別に分かれて課題研究の質問を聞きました。結果や考察のまとめ方のコツについては、目標設定を明確にして、それと見比べてどうだったのかをまとめられるといいと言われました。感覚ではなく、具体的な数字を出す必要があると分かりました。これからの課題研究に活かしていきたいです。参考になることをたくさん教えていただきありがとうございました。
・農林大学校は楽しく、安く学ぶことができ、たくましさも身につくのでとても素敵な学校だと思いました。また、免許・資格が豊富で確実に就職ができるのでいいなと思いました。専攻に分かれてお話を聞き、花きの棟が12棟もあり驚きました。見学させてもらったハウスは自動で温度調節ができ、植物が過ごしやすい環境に自動でできるのですごいなと思いました。シクラメンの土づくりは、ミキサーのまぜる時間や水の量が重要なことだと分かりました。いろいろ教えて頂きありがとうございました。