【食品科学科】花穂散布処理の様子【一人一樹木シリーズ】

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気温の上昇と共に新梢や花穂(将来の果実)が、日に日に大きく成長していきます。

今日は、3年生の専攻生6名でシャインマスカットに『花穂散布』と言われる管理実習を行いました。これは、果実の無種子化と発育促進を目的に行われている処理で、薬剤は「フルメット」と「ストレプトマイシン」を混合しています。成長させたいすべての花穂に一つ一つ丁寧に浸漬処理をしていきます。

果実を品種本来の性質のままに収穫するだけなら、この処理は必要ありませんが、消費者からは、「種がなく、皮ごと食べることができる」ブドウの方がニーズが高く、高値で売買されます。実習を行っている3年生は、栽培と経営の2軸から考え実習に取り組んでいます。

次は花穂整形、ジベレリン処理の作業を予定しています。

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