【食品科学科】イチゴジャム・リンゴジャム・マーマレードについて
ジャムは、果実中のペクチンが、酸と糖の作用によってゲル化したものです。そのため、ペクチンの性状や量、糖量・有機酸量(pH)がゲル化やゲルのかたさに大きな影響を及ぼします。このため、ペクチン・糖・有機酸をゼリー化の3要素といいます。
今年度より新しい機械(真空濃縮機)が導入されたことで、本校のジャムが変わりました。→変更点はコチラをクリック!←
≪イチゴジャム≫不動の人気を誇るイチゴジャム。ペクチンを使用していないため、従来品に比べて少し甘く感じる(Brix64程度)かもれません。
≪リンゴジャム≫昨年と比べて色もかたさも改善されました!イチゴジャムに次ぐ商品となるか!?(Brix60程度)
≪あまなつマーマレード≫3年生の課題研究でマーマレードを題材にしたグループが、本校のマーマレードの改善のために活動してくれ、製造について例年とは何点か変更したところがあります。まず、今回使用した品種は「紅あまなつ」というものです。また、ペクチン抽出の際にひと手間加えたことで、あまなつマーマレード特有の苦みをかなり抑えることに成功しました!若者にも受け入れられやすい味となりましたので、ぜひご賞味ください。(Brix60程度)