【動物科学科】牛の受精卵の採卵・移植を見学しました!
6月20日(火)に島根県畜産技術センターの協力のもと、動物科学科3年の生徒が受精卵の採卵・移植の様子を見学しました。
採卵とは受精卵を牛の体内から取り出すことをいいます。受精卵は本来、1頭の牛から基本的に一つしかできません。しかし、ホルモン剤を注射しておくことで、1度にたくさんの受精卵を牛体から取り出すことができます。取り出した受精卵は、別の雌牛に移植され、そのお腹を借りて胎子を育て子牛を出産させます。この一連の技術を受精卵移植(ET)といいます。
この技術を行うことで優秀な資質を持つ母牛の受精卵によって、優秀な能力を持つ子牛を一度にたくさん生産することができます!本校では2頭の和牛から複数の受精卵を採取し、5頭のホルスタイン種のお腹に移植させました。これからこの5頭から生まれる子牛が楽しみです!!!
この見学が、生徒たちにとって専門的な知識及び技術の理解の深まりと、進路決定の一助となればと願っています・・・。