【モーリンベーカリー】地域の方を対象としたパン教室を実施しました
出農モーリンベーカリーとは、食品科学科の生徒有志によるパン屋さん(模擬会社)です。製造開発部、販売部、経理部の4部署で活動しています。どんなパンを作るのか?どんな方法で販売をするのか?コストはどれくらいかかっているのか?など、自分たちで調べ、試し、コミュニケーションを取り、個人としても会社としても成長していく課外活動です。
1月11日(土)本校製菓製パン実習室にて、地域の方を対象としたパン教室を実施しました。
このパン教室の企画・運営もすべて《出農モーリンベーカリーのスタッフ(生徒)》で行いました。
この日はメロンパン、ハムロール、チョコパン、クリームパン、ベーコンエピの5種類を体験していただきました。
”エピ”とはフランス語で”麦の穂”という意味で、ベーコンエピという名称はそこからきているとのことです。
参加者のみなさんは、「こう切ったらこの形になるんだね~」と楽しく活動されていました。
みなさん手際がよく、成形は1時間程度で終了し、最終発酵が終わると焼成に移ります。スタッフが焼成している様子も興味津々に観察されていました。
順次焼き上がっていきますが、焼成にも時間がかかるため、待ち時間は試食会になりました。試食会の間もスタッフは、参加者からの質問に答えていました。
また、本校生産品のイチゴジャム、リンゴジャム、トマトジュースの販売も行いました。出農モーリンベーカリーのスタッフの中には、出農ショップのメンバーもおり、ショップメンバーを中心に販売活動を実施しました。
農産加工品の販売後、参加したみなさんで記念撮影をし、パン教室を閉じました。
参加者のみなさんが帰られたあと、スタッフは振り返りを兼ねてアンケートを実施し、パンを持って帰路につきました。
スタッフアンケートの回答に多く見られたキーワードとして「知識」「コミュニケーション」がありましたので、今後とも日頃の授業をはじめ、この出農モーリンベーカリーの活動を通して日々成長していってもらいたいです。