【動物科学科】農業と環境:スイートコーン生長記録③
スイートコーンも順調に生育しています。皆さんはポリ鉢に播種をしましたが、いつまでもポリ鉢で生長させていくわけにもいきません。生長した苗は、いずれ畑に定植(ていしょく)していくことになります。そのために4月15日(水)に皆さんには、元肥を散布してもらいました。覚えていますか?定植前の準備作業として、4/30(木)に畝(うね)立てをしました。畝とは、畑で作物を作るために土を盛り上げた所のことをいいます。一人一区画のかまぼこ型の植え床の様子です。
続いて5/1(金)にマルチングを行いました。土壌にポリエチレンフィルムや稲わらなどで覆うことをマルチングといいます。
マルチングには、①地温を調節し、急激な温度変化を防ぐ。②土壌の乾燥を防ぐ。③雨水のはね返りによる茎葉や作物への汚れを防ぎ病害虫の発生を防ぐ。④雑草の発生を防ぐ。⑤土の流出や養分の流失を防ぐ。などの効果があります。今回は黒色のマルチを張りましたが、その他にもシルバーマルチや透明マルチ等があり、その使用目的や効果は様々です。機会があれば調べてみてください。
さて、現在草丈は22cmぐらいまで生長しています。ポットごとに若干の違いはありますが、元気に育っています。ここでは、畝幅のことや生育調査の方法など紹介できませんが、またの機会もしくは授業で詳しくお話ししていきたいと思います。