【植物科学科２年生】県内視察研修に行ってきました！

１１月１７日（火）に安来の地に赴き、出雲そばの打ち方や多くの方が訪れる観光みかん園で体験学習を行い、コロナ禍にある島根の農業の現状を視察してきました。

①山佐ダム体験交流施設やまびこ(そば打ち体験道場）　　　

　晩秋にもかかわらず、天気も良く絶好の研修日和でした。今年は、平年より気温が高く、紅葉も遅いようです。「山佐ダム体験交流施設」は、その名の通りダムを望む山の中腹にあり、グランドゴルフ場やキャンプ場も整備されており、きれいな空気と水に囲まれた自然豊かな施設でした。毎年、愛知県の高校生がそば打ち体験に来てくれるそうですが、今年は新型コロナ感染症の影響で断念されたと連絡があったそうです。私たちも初めての体験でしたが、施設の方に丁寧にご指導をいただき、そばを作り、美味しくいただくことができました。今後ともこのような貴重な体験施設を存続してもらいたいと思いました。

②やすぎ観光みかん園

　中海沿いに位置する「やすぎ観光みかん園」では、園主の佐伯さんがこだわりを持って育てられているみかんがたわわに実り、甘酸っぱい柑橘の香りが立ちこめていました。手指や道具類の消毒など感染症予防も徹底されており、平日にもかかわらず多くのお客様が来園されておられました。いろいろな種類のみかんを試食させていただき、甘いみかんや、突然変異で生まれた赤いみかんなど、それぞれに特徴のある美味しいみかんがあることが分かりました。それだけではなく、みかん園を始めた動機や維持・発展のための戦略、将来の展望などのお話しをしていただき、私たちがこれから進路を考え、社会で生きていくために役立つ大事なことを教えていただきました。

　２つの施設の皆様には、お忙しい中、視察研修を受け入れていただき、本当にありがとうございました。また、是非行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。