【農業講話】~日本の農林水産業の未来に向けて~

1月26日(木)に1年生の学校設定科目「サイエンス・アプローチ」(通称SA)の中で、農業講話を行いました。「農林水産省中国四国農政局島根県拠点」様より講師の先生をお招きし、1年生全学科を対象に、以下のような内容で講話をしていただきました。1年生は高校入学後、基礎的な専門科目を学んできましたが、これから更に専門的な学習を深めていきます。その学習の基盤となる、日本や各地域の農林水産業の理解促進のために、講話を毎年企画しています。少し難しい内容もありましたが、データや図表を用いて分かりやすく解説していただきました。
<内容>
1.農林水産省について・・・・組織、役割
2.農林水作業の役割・・・・国内外の食料市場の変化、食料自給率の推移、人口の推移と世界の農産物マーケット
3.日本の農業を取り巻く状況・・・・農業従事者の減少、高齢化に伴う農地の減少、SDGs
4.農林水産省の政策・・・・農業の成長産業化、輸出力強化(日本食・食文化の普及など)、スマート農業、みどりの食料システム戦略、農業女子PJなど
<生徒感想>
・日本の農業の問題点や改善策など分かりやすかった。農林水産省でもインスタやyoutubeなどで農業政策をアピールしていると知った。
・世界に向けた農業をするためには、英語などの能力が必要だと思った。
・農業は高齢化が進んでいるので、スマート農業や女性が働きやすい環境が必要である。
・スーパーなどで並んでいる食料品の’手前取り’をすると、食品ロスの軽減に繋がることが分かった。
・私も将来農業をやろうと思っているので、スマート農業を活用しながらたくさんの人に農業を広めていきたい。
・輸出入は相手があるので、言語の壁があったりするから、マッチングなどの支援・サポートはありがたい。
・農業をする若い人にお金の面の支援があることを伝えてもらえば、不安も解消されると思う。
・手前取りや、国産の食品を買う、予約したものだけを作るなどの取り組みが、食品ロスの解消に繋がると知った。など

 

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