【進路指導部】「大学で農を学ぶということ」~島根大学出張講義

 12月8日(火)、1・2年生の希望者を対象に島根大学出張講義を開催しました。例年は「島根大学キャンパスツアー」として大学に出向いて体験する企画ですが、今年はキャンパスに入ることが難しいため、出張講義として実施しました。
 島根大学生物資源科学部教授・増永二之先生にご来校いただき、午後から約2時間様々なお話を聞き将来の自分の進む道を考える機会を持ちました。参加生徒は1・2年希望者8名。以下、参加生徒の感想を抜粋して紹介します。
・「今回の増永教授のお話を聞いて特に印象に残ったお話は二つあります。一つめは、大学選びから入試についてのお話です。…大学選びは、自分のやりたいことに即した研究フィールドの有無を問題にするべきだという指摘です。もっと深く大学の研究について知っておく必要があると思いました。アドミッションポリシーをしっかりと読み込んで課題研究や実習に取り組んでいこうと思います。二つめは教授のアフガニスタン訪問のお話です。…若い人への教育は絶え間なく行われなければならないと強く感じました。」(食品科学科2年)
・「今日の講義はとても濃厚で頭がパンクしそうでした。しかし、大学に行きたいという気持ちはさらに強くなりました。」(食品科学科2年)
 そして、生徒にとって印象に残った言葉を断片的に少し抜き出します。
「プラスアルファを作ること」「日本の常識は世界の非常識」「アドミッションポリシーのキーワード」「土は培地としてだけではなく、水の浄化、保持建設土台…」「人の話を聞くときは、どんな質問をしようかと考えながら聴くと集中できる」
 この体験がこれからの出雲農林高校での取り組みに活かされることを望みます。

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