植物科学科 出雲おろち大根食味調査
植物科学科3年生が野菜の授業で出雲おろち大根の収穫・食味調査を行いました。2学期は地方野菜について学習をしており、そこで取り上げた野菜の一つが出雲おろち大根です。種を入手し、農場で栽培をしてみました。
出雲おろち大根とは島根大学が品種改良して作出したダイコンです。
根を切らないようにスコップで丁寧に掘り出しました。普通の大根とは違い、ひげ根が無数に生えており、その姿はまるで神話に出てくる「ヤマタノオロチ」のようです。
さて、出雲おろち大根は強い辛みを持つことも特徴の一つです。どのくらい辛いのか、どのような料理の付け合わせとして適するかも考えてもらうため、ハムと蕎麦の薬味として使い、食味調査を行いました。
「辛いよー」「全然平気な辛さ」「わさびの代わりに寿司に入れてもいいかも」など、食べながら様々な感想を述べてくれました。食味調査アンケートをまとめてみると、普通の大根よりは辛みが強いと多くの生徒が答え、半数以上の生徒がそばの薬味として適していると答えました。その他鍋や天ぷらなどに使ってはどうだろうなどの意見もありました。
まだまだ店先ではあまり見られない出雲おろち大根ですが、いろいろなお料理や出雲蕎麦の薬味として、もっとメジャーになってくれるといいですね。