【出農そば部】園児たちと一緒にそば打ちをしました!

 12月26日(木)の午前中、本校のそば部員が、西園保育園で開催された『そば祭り』に参加しました。

はじめに、お互いに挨拶と自己紹介

 年末恒例のそば祭りは、園児が育て、収穫したそばを使い、地域の方と共同体験(そば打ち)を通して、そば作りへの理解と地域交流を深めることを目的とされています。

 本校そば部員は、食品科学科3年生の原未咲さん・伊藤南月さん・山崎美穂さん・山田佳奈さんと食品科学科1年生の立石怜子さん・松原修一さんの6名です。西園保育園様からは、担任の保育士さんをはじめ年長児12名に加えて、園(その)地区環境を守る会3名が参加されました。

 最初に、きちんとエプロンと三角巾を身につけた園児たちとそば部員がそれぞれ1列になって向かい合い、大きな声で挨拶と自己紹介をしてから始まりました。それから、遊戯室いっぱいに広げたブルーシートに5台の延し板を並べ、園児が2~3人ずつ分かれて、そば部員の説明と所作に合わせて園児たちが手を添えてくれました。

 

 各班、こね鉢に入れた800gのそば粉に適量の水を加えたら、園児たちと一緒に混ぜ合わせてから練ったのち、延し板に移して長短の麺棒を使って延し、専用の包丁で切り揃えました。園児たちは、最初はおそるおそるそば生地に手を伸ばしていましたが、慣れてくると2~3人一緒にこね鉢に手を入れたり、一緒に麺棒を使って延したりしながら、賑やかにそば打ちが進行していきました。

そば粉に水を合わせる「水回し」

麺棒を使って生地を広げていく「延し」

延した生地を畳みこま板を添えて「切り」

 

 

 

 

 

 

 

 

 そばが出来上がると、遊戯室のそば打ち道具とブルーシートはみんなで片付け、テーブルを並べて食堂に模様替えしました。しばらくすると園児たちが、打ちたて茹でたてのそばと西園保育園様に準備して頂いた給食を配膳してくれて、そば打ちをした班ごとに昼食をいただきました。

打ちたて茹でたてそばの試食会

 

 今回のそば打ち交流では、本校そば部員が指導する側になるのは初めての経験で、園児たちと上手にコミュニケーションをとりながら所作を教えることができて、大変有意義な機会となりました。

 昼食を食べ終わって帰る際には、園児たちがそば部員たちを大変慕ってくれて、なかなか離れようとしない園児もいて、そば部の普段の活動では味わえない喜びと充実感を得ることができました。(文責:立花)

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