【食品科学科】農業キャリアガイダンスを実施しました
令和7年2月3日(月)
この日は出雲農林高校が独自に開講する「サイエンスアプローチ」という授業の中で、
県内で活躍する食品関連産業の取り組みや地域の課題を知り、生徒自身の「創造力」を育成することを目的とした「農業キャリアガイダンス」を実施しました。
今年度は、モルツウェル株式会社より代表取締役 野津 積 先生をお招きし、実践事例など様々なお話をいただきました。
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約100分の講義では、野津先生の実体験のお話、地域のこれからのお話、若い世代(10代)の高校生に求めることなど、高校1年生にとって分かりやすく、斬新な内容が多々ありました。
また、自社で製造しておられる商品の試食もご準備いただき、生徒たちは「食す」体験も通して、地元企業の凄さ、大切さを新発見、あるいは再確認することができました。
生徒の感想:一部抜粋
モルツウェル株式会社様は「食」を通して会社員・社員家族の幸福、”健やか”で”安らいだ”地域生活に貢献することを根本に活動しておられて素敵だなと感じました。日本国内全産業市場規模は約1,800兆円のうち、農林水産業は17位の6兆円ですが野津先生はこの結果を見て17位と低いのではなく、「まだ伸びしろがある」と考えておられてそのような考え方もあるんだと勉強することができました。また、実際に試食をしてとても美味しかったです。この美味しい食べ物なら誰もが笑顔になれると感じました!人生は選択であり、失敗しても成功に変えられるよう頑張っていきたいです。
「Workerになるな仕事をしろ」という言葉がとても刺さりました。誰かの指示に従ってばかりでは、自分にはチャンスが来ないと思います。今後の日本の未来を作っていくには、日本の現状を知り、課題解決に向けて自分たちが率先して行動するべきことが大切だと感じました。workerにならないためには、少し難しいかもしれないけれど、自ら違和感ある場所に飛び込んでいくことが大切だと思います。その中でチャンスを掴むことが出来た人こそ、経営者として成功するだけではなく、社会で活躍していくのだろうと思いました。自分の人生は自分で決める。だからこそ、何かやりたいことなど目標や目的を持ってそのためには何ができるかなど考え、選択し続けながら今後の人生を楽しんでいこうと思いました。
今後、このキャリアガイダンスのまとめ学習をしっかりと行い、2年次から始まる課題研究に活かしていきたいと思います。
野津先生、モルツウェル株式会社の皆様、ありがとうございました!