動物科学科:社会動物コース
動物飼育を通して人と社会動物の関係を知り、『心』を和ませるコース
社会動物コースでは、社会動物に関する基礎的な知識と飼育に関する技術を習得し、社会動物と人間社会の関わりを理解することで、効果的な動物管理と活用を図る知識や技術を習得することができます。また、人間生活における社会動物の意義と役割を理解するので、人と動物の交流活動を行なえる能力が身につきます。多くの動物の飼育管理について学ぶことが出来ます。
社会動物コースの学習の中心
アニマルケア
動物飼養についての体験的、探求的な学習を通して動物飼育に関する基礎的な知識と技術を習得することが出来ます。家庭での飼育動物を伴侶動物としてとらえ、動物の終生飼養を実現する態度を養成します。また愛玩動物飼養管理士2級の資格を目指すことによりペットケアアドバイザーとして動物の適正飼育管理についてアドバイスできる力を身につけます。
動物生理生態
動物の体の基本構造(生態)や形態、習性を理解することは動物を飼育管理していく上で最も基本になる事柄です。この授業では日常の管理や動物観察を行っていく上で、動物の正しい姿を学習することによって、動物の体の異常をいち早く察知できる能力と態度を身につけることが目標です。
動物セラピー
動物と人間の関わりについて学習するとともに、移動動物園などの活動で実際にその知識を活用しながら、動物活用の社会的な意義や役割を身につけていきます。そして、実際に動物活用や動物福祉などを実施するさいに必要な能力と態度を身につけることを目標とします。
社会動物コースと2つの専攻
社会動物コースには2つの専攻があります。1年間動物科学科の基礎を学び、2年生になるとこれまで学習してきたことをさらに深化させるために「愛玩動物」専攻と「動物バイオテクノロジー」専攻に分かれて課題研究をおこないます。
最近の課題研究の内容
近年は地域の身近な環境問題をとりあげたり、新技術の開発、また地域との共同研究をしたりしています。動物に関する地域の問題点を解決しようとする内容が多く、地域貢献を目指しています。
愛玩物専攻
- 出雲コーチン~100年後の未来へ送ろう~
- ヤギのしつけと人への順応~人と動物のよりよい関係を目指してPART6~
- アニマルミュージアム
- 本校周辺の野生鳥獣に関する研究
動物バイオテクノロジー専攻
- ウズラップ3~卵殻外発生の成功を目指して~