環境科学科:造園デザインコース
人々が住み良い、質の高いアメニティのある環境創造について知るコース
造園・森林コースでは、造園の設計・施工・管理及び森林科学に関する知識や技術を習得します。また、造園施工や森林管理に必要な能力と態度を育成します。
造園・森林コースの学習の中心
測量
現在の土地の状況などについて、距離、角度、高さを測り、面積や土積(体積)を求めたり、ものの位置を出して図面(地図)を描くための学習を行います。測量の原理と、トータルステーションや電子レベル、GPSなどの測定機器の操作についても実習を通して学びます。
造園計画
我々の身近にある庭園や公園など創られた緑地空間の持つ機能を考えたり、環境と造園の様式や庭園・公園の計画・設計などについての学習を行います。また、造園製図や造園デザインの基礎を学び、手書きの図面だけでなく、パソコンを使用した造園CADの操作も行い、正確できれいな図面作りを行います。
造園技術
造園に使用する材料及び施工と管理に必要な学習を行います。植栽施工に必要な樹木などの植物材料や岩石材料の種類と用途を学んだり、花壇や庭園などの敷地の造成や施工技術を習得します。近年は見本庭園を学校の敷地内に作っています。また、植物や工作物の管理技術についても学習しており、校地内の樹木の剪定作業などを行い景観の維持・管理に努めています。
最近の課題研究の内容
- ピンコロ石を使用したミニ世界地図庭園の施工
- 竹の利用(竹チップの発行熱調査)
- 竹炭を利用した石鹸作り
- 農場道路脇の花壇施工
- 樹木学習園の図面作成
- 庭園施工
- 畜魂碑周囲のブロック積み施工
- 電子平板の簡単な取り扱い説明書作り
- 動物ふれあい広場の環境整備 など