【食品科学科】ブドウ摘粒の様子【一人一樹木シリーズ】
シャインマスカットのホルモン処理が終わり、摘粒実習を行いました。これは不要な粒を摘み取り、房型を整え商品価値の高い製品を作る工程です。
授業では2つの手法を取り入れています。1つめは島根県が推奨する房作りである、一房重600g(40粒程度)を目標に摘粒を行うやり方です。2つめは『消費者ニーズに合った商品作り』という農業経営の観点から行うやり方です。この手法は、あえて大きく作って見た目のインパクトを出してみたり、極端に小さくして糖度の上昇を狙ってみるなど、規格にとらわれない房作りです。摘粒実習は成長を見ながら複数回行っていくので、今後も継続して経過を確認していきます。