【食品科学科】出雲大同青果株式会社を見学しました
6月18日(金)に出雲市の卸売市場である『出雲大同青果株式会社』を見学しました。地方卸売市場の食を支える流通業者としての役割や、地域の生産者や食品製造業を支える幅広い機能について勉強させていただきました。
当日はわかりやすい資料を準備していただき、生徒の様々な質問にも丁寧に対応していただきました。生鮮食品は鮮度が命。消費者にできるだけ新鮮なものを届けようという、卸売業者で働く方々の想いが伝わってきました。
◆今回の研修を終えた生徒の感想
・生産者から消費者に渡るまでに3~4日もかかってしまうのは、野菜や果物にとっては大きな負担になることがわかりました。これからスーパーで野菜や果物を買うときに、消費者が手に取りやすい価格や新鮮さは、卸売市場の方々の努力があるからこそだと考えながらいただくようにしたいと思います。
・出雲大同青果には、たくさんの野菜や果物などの農産物を地域へ円滑にまわす、あるいは地域農家が生産したものを全国各地へ出荷する役割があることを知ることができました。卸売業者の仕事は人と人とを繋げる仕事です。自分も人と人とを影で繋げることのできるような人間になりたいです。
・部長さんたちのお話を聞いて、商品が消費者の手に渡るまでの事情を知ることができ、この仕事にとても興味が湧きました。卸売業者の仕事が商品と消費者をつなぐとても重要な役割を担っていることを知ることができました。
出雲大同青果には、食品科学科で加工している青果物を毎年買わせていただいています。今後は、ただ加工するだけではなく、生産者と加工者(食品科学科)の間で活躍される方々の想いも大切にしながら生徒には実習に励んでほしいと思います。
出雲大同青果の皆様、お忙しい中ありがとうございました!