【食品科学科】柿花粉の採取と人工受粉を行いました
高品質で安定した果実生産技術の学習として、本校で栽培している柿(品種:富有柿・西条柿)の人工受粉実習を行いました。柿が結実するためには他家受粉(品種の異なる個体を受粉させる)が必要となり、本校では禅寺丸を用いて人工受粉をしています。校内で育成中の禅寺丸だけでは結実に必要な花粉を十分に確保できないため、島根県農業技術センター栽培研究部果樹科 様のご厚意で禅寺丸花粉を採取させていただきました(写真①)。
帰校後、花粉を採取のために雄花から葯を取り出し、開葯作業を行いました(写真②)。 そして後日、採取した花粉と石松子(花粉増量剤)を混合し、筆を使って雌しべの柱頭に受粉させました(写真③)