環境科学科概要
農業土木や造園を通して物造りについて考える学科
- 整備の行き届いた庭を見ると見入ってしまう・・・
- 生垣や街路樹を見たら何の木だろうと調べてしまう・・・
- 建設機械が動いている現場を見たら何が出来るのだろうとワクワクする・・・
- 測量しているところを見かけたら何を測っているのだろうと気になる・・・
こんな事が大好きな生徒が学ぶ学科
将来こんな職業を考えている生徒の皆さんへ
- 測量士(士補)
- 土木技術者
- 造園技術者
- 森林管理者
- 建設機械オペレーター
環境科学科の学科理念
全ての人が安心・安全かつ潤いのある生活基盤整備を目指して…
「多くの人々が利用する公園や道路、橋、河川などの土木・農業土木構造物と造園技術を駆使した庭園施工などの物造り」を通して地域の発展や環境保全に貢献します。
環境科学基礎の学習について
初めて農業の学習を行う皆さんへ、農業への入門編として1学期にトウモロコシを、2学期には白菜と大根の栽培に挑戦し、収穫後に食味をします。
また、2学期には学校の敷地内にある樹木を調べて樹木標本を完成させます。測量と併せて環境科学科で学ぶ3年間の基礎になる学習を行います。
課題研究の学習について
自ら考え、自ら学び、自ら行動する学習です。
まずは、情報収集から
興味・関心を持ったことの情報収集を行います。
このときは、自分専用ノートの作成し、整理や記録を行っていきます。
次に課題を設定します。
農業のかかえている問題点や地域農業の現状を知ることから始まります。
さらには技術、文化の継承・伝承についても調べます。
そして、学校や周辺地域へのPR活動について考えます。
最後に環境整備・環境美化へとつながるようにしていきます。
そして課題の設定理由を明確にしていきます。
現状の問題点や改善すべき点を次々に提案していきます。
このとき、課題に取り組む期間を無理なく設定しましょう。
計画を立て、実施していきます。
計画に従い、継続して観察・調査・研究をおこないます。
自分専用ノートの作成し、整理や記録を忘れずに
全ての活動が終わったらまとめ・発表・反省・評価を行います。
中学生の皆さんへ
環境科学科は、「環境土木」と「造園デザイン」という2つのコースがあり、2年生からそれぞれのコースに分かれた、より専門的な学習を行います。
環境科学科が求めている生徒像は以下のとおりです。
- 土木や造園に関心のある人
- 物造りに興味のある人
- 体を動かし、汗が流せる人